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写真の撮影日時を変更する方法 — カメラの時刻ずれ・海外の時差を一括修正

約6分

旅行から帰って写真を見返したら、撮影日時が全部おかしい——カメラの日付設定を忘れていた、海外で時差を直し忘れた、 スキャンした古い写真に今日の日付が入ってしまった。そんなときに役立つのが撮影日時(EXIFの日時)の変更です。この記事では、写真の撮影日時がどこに記録されているのか、 どうやって一括で正しく直すのか、そして画質を落とさず安全に修正する方法を解説します。

撮影日時はどこに記録されているのか — EXIFの3つの日時タグ

写真の撮影日時は、画像ファイルの中のEXIF(Exchangeable Image File Format)という メタデータ領域に記録されています。EXIFには撮影日時のほか、カメラの機種・設定値・GPS(位置情報)なども含まれます。

ややこしいのは、日時に関するタグが3種類あることです。役割を理解しておくと、修正後に 「写真アプリで日付が直っていない」といったトラブルを避けられます。

タグ名意味写真アプリでの扱い
DateTimeOriginal実際にシャッターを切った日時多くのアプリが並び替えに使う「本命」
DateTimeDigitizedデジタルデータ化した日時(スキャン等)通常はDateTimeOriginalと同じ値
DateTimeファイルを最後に編集・更新した日時一部アプリが参照する補助的な値

写真整理アプリの多くはDateTimeOriginalを基準に並び替えます。ただしアプリによって 参照するタグが違うため、撮影日時を直すときは3つすべてを同じ値に揃えるのが確実です。 ぱんだツールズの撮影日時を変更ツールは、この3タグをまとめて書き換えます。

2つの修正パターン — 「指定」と「ずらす(±)」

撮影日時の修正には大きく2つのやり方があり、状況によって使い分けると効率的です。

パターン1: 日時を指定する

正しい日時を直接入力して上書きする方法です。日付がまったく不明、あるいは 「2000年1月1日」のような明らかに誤った初期値が入っている写真に向いています。 スキャンした古い写真に「撮影された当時の日付」を入れたいときも、このパターンを使います。

パターン2: 日時をずらす(±)

現在の日時に対して差分(プラス/マイナス)を加える方法です。たとえば次のようなケースで威力を発揮します。

  • 海外旅行の時差 — ハワイで撮った写真がすべて日本時間のまま。一律で「−19時間」ずらして現地時間に直す。
  • カメラの時計ずれ — カメラの内蔵時計が3日進んでいた。すべて「−3日」補正する。
  • サマータイムの戻し忘れ — 旅行中だけ1時間ずれていた。「−1時間」で補正。

「ずらす」方式の利点は、複数枚の撮影順(相対的な時間関係)を保ったまま一括補正できる点です。 1枚ずつ正しい時刻を計算する必要がなく、ずれの量さえ分かれば何百枚でも一度に直せます。

撮影日時を変更する手順

  1. 写真を準備する(HEICはJPEGに変換) — iPhoneのHEIC写真はそのままではEXIFを編集しにくいため、先にHEIC→JPEG変換でJPEGにしておきます。デジカメのJPEG写真はそのまま使えます。
  2. ツールに写真を読み込む — 撮影日時を変更ツールを開き、JPEG写真をドラッグ&ドロップします。複数枚をまとめて選べば一括処理が可能です。 読み込むと現在のDateTimeOriginalが表示されます。
  3. 修正方法を選ぶ — 日付が不明・誤っているなら「日時を指定」、時差や時計ずれで一律にずれているなら「日時をずらす(±)」を選び、 補正量(例: +9時間、−3日)を入力します。
  4. 書き換えてダウンロードする — 実行するとEXIFの日時タグが書き換えられ、処理後のJPEGをダウンロードできます。画素データには触れないため画質は劣化しません。

ブラウザ内処理だから家族写真でも安心

撮影日時の編集は、旅行写真・家族写真・子どもの成長記録など、プライベートな写真に対して 行うことがほとんどです。ぱんだツールズの撮影日時編集はすべてブラウザ内(あなたの端末上)で完結し、 写真がサーバーにアップロードされることは一切ありません。第三者のサーバーに大切な写真を預ける必要がないため、 プライバシーを守ったまま安心して一括処理できます。

注意点 — 事前に知っておきたいこと

  • 画質は劣化しない — 書き換えるのはEXIFのメタデータだけで、画素データには触れません。再エンコードを伴わないため、画質はまったく変わりません。
  • 対応はJPEGのみ — EXIFの日時編集に対応するのはJPEG形式です。iPhoneのHEICは事前にJPEGへ変換してから処理してください。
  • EXIFがない写真は処理できない — スクリーンショットやSNSからダウンロードした画像など、そもそもEXIFを持たない画像には日時タグが存在せず編集できません。
  • 日時を消したい場合は別ツール — 撮影日時を残さずプライバシー情報を消したい場合は、画像GPS・Exif情報削除でEXIFごと削除します。

まとめ

  • 撮影日時はEXIF(Exchangeable Image File Format)内のDateTimeOriginal・DateTimeDigitized・DateTimeの3タグに記録される
  • 整理アプリはDateTimeOriginalを基準にすることが多いが、確実を期すなら3タグを同じ値に揃える
  • 日付不明・誤りには「日時を指定」、時差や時計ずれには「日時をずらす(±)」を使い分ける
  • 「ずらす」方式なら複数枚の撮影順を保ったまま、何百枚でも一括補正できる
  • iPhoneのHEICは先にJPEGへ変換してから編集する
  • EXIFのメタデータだけを書き換えるため画質は劣化せず、ブラウザ内完結でサーバーに写真は送られない

よくある質問

撮影日時を変更すると画質は劣化しますか?

いいえ、劣化しません。撮影日時はEXIF(Exchangeable Image File Format)というメタデータ領域に文字列として記録されており、写真の画素データとは別物です。日時を書き換えても画素データには一切触れないため、画質はまったく変わりません。再エンコードを伴う画像圧縮やリサイズとは仕組みが根本的に異なります。

iPhoneで撮った写真でも撮影日時を変更できますか?

iPhoneの標準フォーマットであるHEICはそのままではEXIF編集に対応していません。先にHEIC→JPEG変換ツールでJPEGにしてから、撮影日時を変更ツールで日時を書き換える流れになります。iPhoneの「設定 → カメラ → フォーマット → 互換性優先」を選べば、最初からJPEGで撮影する方法もあります。

撮影日時を設定し忘れたカメラの写真も直せますか?

はい、直せます。カメラの内蔵時計をリセット後に設定し忘れたまま撮ると、すべての写真に誤った日時(2000年1月1日など)が記録されますが、EXIFに何らかの日時が入っていれば書き換えられます。「日時を指定」で正しい日付に上書きするか、「日時をずらす(±)」で実際の撮影日との差分を一括補正できます。

EXIFがまったくない写真は処理できますか?

処理できません。本ツールはEXIF内の日時タグを書き換える仕組みのため、EXIF自体を持たない画像(スクリーンショット、SNSからダウンロードした画像、ペイントソフトで作成した画像など)には日時タグが存在せず編集できません。EXIFがない場合は、エラーまたは「日時タグが見つかりません」と表示されます。

何枚まで一括処理できますか?

無料版でも複数枚をまとめて選択し、同じ日時設定や同じ補正量(±◯時間)を一括適用できます。すべてブラウザ内で処理するため枚数による課金はありませんが、数百枚単位になると端末のメモリ消費が増えるため、目安として一度に数十枚程度ずつ処理すると安定します。

「日時を指定」と「日時をずらす(±)」はどう使い分けますか?

日付がまったく不明・誤っている場合は「日時を指定」で正しい日時を直接入力します。一方、海外旅行の時差で全写真が一律9時間ずれている、カメラの時計が3日進んでいた、といったケースは「日時をずらす(±)」で差分だけを補正すると、複数枚の撮影順(相対的な時間関係)を保ったまま一括修正できます。

ファイルはサーバーに送られますか?

送られません。ぱんだツールズの撮影日時編集はすべてブラウザ内(あなたの端末上)で完結し、写真がサーバーにアップロードされることは一切ありません。家族写真やプライベートな写真でも、外部に送信されないため安心して処理できます。処理後のファイルもあなたの端末にだけ保存されます。

撮影日時を消したい(残したくない)場合はどうすればいいですか?

日時の書き換えではなくEXIF自体を削除したい場合は、画像GPS・Exif情報削除ツールを使ってください。撮影日時に加えてGPS(位置情報)・カメラ機種・設定値などのメタデータをまとめて削除できます。SNS投稿前にプライバシー情報を消したいときに有効です。

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