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画像フォーマット

JPEGとPNG・WebPの使い分け完全ガイド(比較表付き)

約7分

「この画像、JPEGとPNGどっちで保存すればいいの?」—— 写真編集やWeb制作で何度も直面するこの疑問。選択を間違えると、写真がぼやけたり、 ファイルが必要以上に大きくなったりします。 この記事では主要な画像フォーマット(JPEG・PNG・WebP・GIF・SVG)の特徴を比較表で整理し、 シーン別の選び方をわかりやすく解説します。

1. 主要フォーマット比較表

まずは5つの主要フォーマットの特徴を一覧で比べてみましょう。 それぞれに得意・不得意がはっきりあるのが分かります。

項目JPEGPNGWebPGIFSVG
圧縮方式非可逆可逆可逆・非可逆可逆ベクター
透過(透明)部分対応
アニメーション✗(APNG=Animated PNG可)
ファイルサイズ中〜大最小小(シンプルな図)
写真の向き
イラスト・ロゴ
ブラウザ対応全対応全対応主要対応全対応主要対応
印刷向き

ポイントを一言でまとめると、写真はJPEG/WebP、透過やくっきり系はPNG、 ロゴ・図はSVG、アニメーションはWebP/GIFです。 次のセクションで具体的なシーンごとに見ていきましょう。

2. シーン別おすすめフォーマット

シーンおすすめ形式理由
Webサイトの写真WebP(JPEGをフォールバック)同画質で最も軽く、表示速度・Core Web Vitalsに有利
SNSへの投稿JPEGどのSNS・端末でも確実に表示できる汎用性
アイコン・ロゴ(背景透過)PNG または SVG透過対応。図形系ならSVGが拡大しても劣化しない
スクリーンショット・図解PNG文字・線がシャープに保たれ、にじまない
アニメーションWebPGIFより高画質・小さい。フルカラー対応
印刷用データPNG または SVG高解像度を保てる。図版は拡大自由なSVGが理想
メール添付JPEG相手の環境に依存せず開ける。容量も小さい

Webサイト用の写真は、まずWebP変換ツールでWebP化し、WebP非対応の古い環境向けにJPEGも用意しておくのが理想です。 形式を変えるだけなら画像フォーマット変換ツールでJPEG・PNG・WebPを相互に変換できます。

ロゴ・アイコンをSVGで持っていて、サムネイルやSNS用にPNG/JPGが必要になったときはSVG→PNG/JPG変換ツールで書き出せます。

3. JPEGで迷う人向け:品質設定の目安

JPEGは保存時に「品質(クオリティ)」を選べます。数値が高いほどきれいですがファイルは大きくなります。 実用的には品質80〜90がベストバランスです。 これより下げると圧縮ノイズ(ブロックノイズ・モスキートノイズ)が目立ちはじめ、 これより上げてもファイルが膨らむわりに見た目はほとんど変わりません。

用途品質の目安メモ
SNS・ブログ掲載75〜85表示サイズが小さいので圧縮を効かせてOK
Webサイトのメイン画像80〜85速度と画質のバランス重視
写真の保管・共有90前後あとで加工する可能性があるなら高めに
印刷用95以上劣化を最小限に。可能ならPNGも検討

注意点として、JPEGは保存するたびに再圧縮されて劣化が蓄積します。 編集を繰り返す途中段階ではPNGなど可逆形式で保存し、最後の書き出しでJPEGにするのが鉄則です。 容量を細かく調整したいときは画像圧縮ツールで品質スライダーを見ながら最適な値を探せます。

4. PNGが膨らみすぎるとき

「スクリーンショットをPNGで保存したら5MBもあった」「イラストのPNGが重くてアップロードできない」—— PNGは可逆圧縮で全ピクセルを正確に記録するため、色数や情報量が多い画像ではファイルが一気に膨らみます。 特に写真をPNGで保存すると、JPEGの3〜10倍のサイズになることも珍しくありません。

  • 写真をPNGで保存している → JPEGに変えるだけで激減します。画像フォーマット変換でJPEG化を。
  • くっきり感を保ちつつ軽くしたいWebP変換なら透過もシャープなエッジも保ったまま小さくできます。
  • PNGのまま最適化したい画像圧縮ツールで減色・最適化すると、見た目を保ったまま容量を削減できます。
  • 表示サイズより大きすぎる画像リサイズツールで必要なピクセル数まで縮小すると根本的に軽くなります。

複数の画像をまとめて別形式に変えたいときは画像一括変換ツールを使うと、PNGの山を一度にJPEGやWebPへ変換できて効率的です。

5. まとめ — 迷ったらこれ

最後に「とりあえずこう選べば失敗しない」というシンプルなフローを示します。

  • 写真系 → WebP(対応環境)または JPEG
  • 透過が必要 → PNG または WebP
  • ロゴ・アイコン・図 → SVG(書き出しが必要ならPNG)
  • アニメーション → WebP(汎用性優先ならGIF)
  • スクショ・文字入り画像 → PNG(容量が気になればWebP)

フォーマットの変換・圧縮・リサイズはすべてブラウザ内で完結し、画像がサーバーに送られることはありません。 用途が決まったら画像フォーマット変換WebP変換画像圧縮を組み合わせて、最適な1枚に仕上げてください。

よくある質問

JPEGとPNGはどちらを使えばいいですか?

被写体で選びます。カメラで撮った写真・グラデーションの多い自然な画像はJPEGが適切です。色数が少ないロゴ・スクリーンショット・文字が含まれる画像・透過が必要な画像はPNGが適切です。JPEGは非可逆圧縮でファイルが小さくなりますが保存のたびに少しずつ劣化し、PNGは可逆圧縮で何度保存しても劣化しません。「自然写真ならJPEG、人工物・合成画像ならPNG」と覚えると迷いません。

WebPは使っても大丈夫ですか?

Webサイトに掲載する画像ならWebPを第一選択にして問題ありません。Chrome・Firefox・Safari(14以降)・Edgeなど主要ブラウザはすべて対応済みです。一方、メール添付・SNS投稿・印刷入稿・古い業務システムへのアップロードでは相手の環境が非対応のことがあるため、JPEGやPNGの方が無難です。Web表示はWebP、配布はJPEG/PNGと使い分けるのが安全です。

GIFはなぜ色が少なく見えるのですか?

GIFは1枚あたり最大256色しか扱えない仕様だからです。1987年に生まれた古い形式で、当時のメモリ事情に合わせて色数が制限されました。そのため写真やグラデーションのある画像をGIFにすると、色が段階的になり(バンディング)汚く見えます。フルカラーが必要ならJPEGやPNG、アニメーションが必要ならGIFより高画質で小さいWebPがおすすめです。

スクリーンショットはどの形式で保存すべきですか?

PNGが基本です。スクリーンショットには文字・線・アイコンなどのくっきりしたエッジが多く、JPEGの非可逆圧縮では文字の周りにモヤッとしたノイズ(モスキートノイズ)が出てにじみます。PNGなら可逆圧縮で文字がシャープに保たれます。ただしPNGはファイルが大きくなりがちなので、容量が気になる場合はWebPに変換すると画質を保ったまま軽くできます。

透過(透明)が使える形式はどれですか?

PNG・WebP・SVGが透過に対応しています。GIFは「透明か不透明か」の2値のみの簡易的な対応で、半透明(じわっとした影など)は表現できません。JPEGは透過に一切対応しておらず、透明な画像をJPEGに変換すると透明部分が白や黒で塗りつぶされます。ロゴやアイコンなど背景を抜いた画像はPNGかWebP、図形系ならSVGを選んでください。

SVGはどんなときに使いますか?

ロゴ・アイコン・グラフ・図解など、線と図形でできた画像に向いています。SVGはピクセルではなく数式(ベクター)で形を記録するため、どれだけ拡大してもにじまず、印刷でもくっきり出ます。ファイルサイズもシンプルな図なら極小です。ただし写真のような複雑な画像には不向きで、無理にSVG化するとかえって重くなります。SVGをアイコン素材としてPNG/JPGにしたい場合は変換ツールが使えます。

PNGで保存したらファイルが大きくなりすぎました。どうすればいいですか?

スクリーンショットやイラストをPNGで保存すると数MBになることがあります。対処法は3つです。(1) WebPに変換する(同じ見た目で大幅に軽くなる)、(2) 画像圧縮ツールで減色・最適化する、(3) 表示に必要なサイズまでリサイズする。写真をPNGで保存している場合はJPEGに変えるだけで一気に小さくなります。

印刷に出すデータはどの形式が良いですか?

写真を含む印刷物なら高画質のJPEG(品質95以上)かPNG、ロゴ・図版はSVGが理想です。SVGは拡大縮小しても劣化しないため、大判ポスターでもくっきり印刷できます。WebPは印刷会社のワークフローが非対応なことが多いので避けてください。印刷用は画面表示用よりも高解像度(350dpi目安)が必要なので、Web用に圧縮した画像をそのまま入稿しないよう注意します。

同じ写真をPNGとJPEGで保存すると、どのくらいサイズが違いますか?

写真の場合、PNGはJPEGの3〜10倍ほど大きくなるのが一般的です。例えばスマホ写真をJPEG(品質85)で保存すると2〜3MB程度ですが、同じ写真をPNGにすると15〜30MBになることもあります。PNGは可逆圧縮で全ピクセルを正確に記録するため、色数の多い写真では圧縮が効きにくいのです。逆に色数の少ないロゴやスクショではPNGの方が小さくなる場合もあります。

変換処理でファイルはサーバーに送信されますか?

いいえ、送信されません。ぱんだツールズの画像変換・圧縮はすべてブラウザ内(あなたの端末上のCanvas API)で処理されます。画像がインターネット経由で外部サーバーに送られることはないため、個人写真や機密性の高い画像でも安心して変換・圧縮できます。

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