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Codex CLI スラッシュコマンド一覧 — /plan・/fork・/init など全33コマンド解説

約8分

OpenAI Codex CLIを使い始めると、チャット入力欄に/を打ったときに コマンド候補が出てくることに気づきます。でも「何が使えるのか全部把握したい」 「/forkと/sideって何が違うの?」「Claude Codeにも似たコマンドがあるけど同じ意味?」 と疑問が積み重なってくる人も多いはずです。 本ガイドでは、Codex CLIのスラッシュコマンド全33個を用途別に整理し、 特によく使うコマンドの使い方を詳しく解説します。

注意

本記事のコマンド情報は2026年5月時点のデータです。 Codex CLIは活発に更新されているため、コマンド名・挙動が変わる場合があります。 最新情報は必ず公式ドキュメントで確認してください。

Codex CLIとは

Codex CLIはOpenAIが提供するコマンドラインのAIコーディングエージェントです。 ターミナルから対話的にコードの生成・修正・レビューを依頼でき、 GPT-4系モデルを使ったマルチファイル編集やGit操作にも対応しています。 同じCLI型のコーディングエージェントとしてAnthropic の Claude Code がありますが、 Codex CLIはOpenAIのエコシステムに乗りつつ、独自の会話フォーク機能や プランモードを備えているのが特徴です。

スラッシュコマンド全一覧(カテゴリ別)

Codex CLIには33個のスラッシュコマンドがあります。大きく8つのカテゴリに分類できます。

会話・セッション管理

コマンド説明
/clearターミナルをクリアして新しいチャットを開始
/new同一CLIセッション内で新しい会話を開始
/resume保存された会話をセッションリストから再開
/compact表示中の会話を要約してトークンを解放
/fork現在の会話を新しいスレッドにフォーク
/side現在の会話から一時的なフォークを開始
/agentアクティブなエージェントスレッドを切り替え

タスク・プランニング

コマンド説明
/plan [prompt]プランモードに切り替え。任意でプロンプトを指定可
/goal実験的なタスクゴールを設定または表示

コード確認・レビュー

コマンド説明
/diffGitのdiffを表示(未追跡ファイルも含む)
/reviewワーキングツリーのレビューをCodexに依頼
/copy最新のCodex出力をコピー
/mentionファイル・フォルダを会話に添付

モデル・権限・設定

コマンド説明
/modelアクティブなモデルを選択(reasoning effortも設定可)
/fast [on|off]Fast mode(GPT-5.4向け)のオン・オフを切り替え
/permissionsCodexが事前承認なしにできることを設定(Auto/Read Only等)
/personality応答スタイルを選択(friendly/pragmatic/none)
/experimental実験的機能(Apps・Smart Approvals等)のオン・オフ

プロジェクト初期化・MCP・ツール連携

コマンド説明
/initカレントディレクトリにAGENTS.mdのスキャフォールドを生成
/mcp設定済みのMCPツール一覧を表示
/appsコネクターアプリを一覧表示してプロンプトに挿入
/pluginsインストール済みおよび検出可能なプラグインを閲覧
/sandbox-add-read-dir <path>サンドボックスに追加ディレクトリの読み取りアクセスを付与(Windowsのみ)

カスタマイズ・ステータス・システム

コマンド説明
/statuslineTUI(Text User Interface)のステータスラインフィールドをインタラクティブに設定
/titleターミナルウィンドウまたはタブのタイトルフィールドを設定
/keymapTUIキーボードショートカットを再マップ
/statusセッション設定とトークン使用状況を表示
/ps実験的なバックグラウンドターミナルと最近の出力を表示
/debug-config設定レイヤーと要件の診断情報を表示
/stopバックグラウンドターミナルの作業をキャンセル
/exit / /quitCLIを終了
/logoutCodexからサインアウト
/feedbackCodexメンテナーに診断ログを送信

特によく使う5コマンドの詳細

/plan — 実装前に方針を確認する

大きなタスクを始める前に/plan 機能Xを追加したいのように入力すると、 Codexは実際の変更は行わず、どのファイルをどう変更するかの計画を示してくれます。 コードを書かせる前に設計方針を合わせることで、 的外れな実装になって全部やり直し、という状況を防げます。 引数なしで/planと入力した場合はプランモードに切り替わるだけです。

/fork と /side — 会話の分岐

/forkはいまの会話を新しいスレッドに分岐させます。 「方針Aで実装してみたが、方針Bも試したい」という場面で、 元の会話の文脈を保ちながら別の実験ができます。/sideはより軽量な一時フォークで、「ちょっとここだけ確認したい」 というサブタスクに向いています。確認が終わったらメインの会話に戻る設計です。 どちらを使うかの判断基準は「探索の独立性が必要かどうか」です。 本格的な分岐探索には/fork、素早い脱線確認には/sideを使いましょう。

/init — プロジェクトへの初回参加

/initはカレントディレクトリのコードを解析し、 プロジェクト固有の指示ファイルAGENTS.mdの雛形を生成します。 このファイルにはコーディング規約・テスト方針・禁止事項・よく使うコマンドなどを記述できます。 以降のセッションでCodexが自動的に参照するため、毎回同じ指示を繰り返す必要がなくなります。 チームで使う場合はAGENTS.mdをGitにコミットしておくと、 誰がCodexを使っても同じ前提で動いてくれます。

/permissions — どこまで自律でやらせるか

/permissionsはCodexがユーザーの確認なしに何をできるかを設定します。 Autoモードは積極的に変更を進め、Read Onlyモードはファイル変更前に確認を求めます。 初めて触るコードベースや重要なリポジトリでは Read Only から始めるのが安全です。 慣れてきたらAutoに切り替えることで作業速度を上げられます。

/compact — 長くなった会話を整理する

長いセッションを続けるとコンテキストウィンドウが埋まってきます。/compactは会話を要約してトークンを解放するコマンドです。 Claude Codeにも同名の/compactコマンドがあり、同様の目的で使われます。 重要なやり取りが多い場合は圧縮タイミングを慎重に選ぶと良いでしょう。

Claude Code・GitHub Copilotとのコマンド対応表

同じ操作でも各ツールでコマンド名が異なります。代表的なものを比較します。

やりたいことCodex CLIClaude Code
会話をリセット/clear/clear
会話を要約・圧縮/compact/compact
プロジェクト初期化/init/init
モデルを切り替え/model/model
MCPツール確認/mcp/mcp
プランモード/plan/plan(プランモード切替)
会話のフォーク/fork / /side—(相当機能なし)

さらに詳しく3ツールのコマンドを横断で調べたいときは、AIコーディングアシスタント コマンド検索を使うと「やりたいこと」から逆引きできて便利です。 Cursor・Aider・GitHub Copilotのコマンドも合わせて確認できます。

まとめ

  • Codex CLIには全33個のスラッシュコマンドがあり、会話管理・プランニング・設定など8カテゴリに分類される
  • /planは実装前の設計確認に、/forkは独立した実験用ブランチ作成に使う
  • /initでAGENTS.mdを生成しておくと、チームで同じ前提を共有できる
  • Claude Codeと同名のコマンド(/compact・/clear・/init・/model等)も多いが、挙動に差異があることがある
  • コマンドを「やりたいこと」から横断検索したいときはAIコーディングアシスタント コマンド検索が便利
  • Codex CLIは活発に更新されるため、最新情報は公式ドキュメントで確認すること

よくある質問

Codex CLIのスラッシュコマンドは全部で何個ありますか?

2026年5月時点のデータでは33個のスラッシュコマンドが確認されています。会話管理・プランニング・コードレビュー・設定・MCP連携など用途別に分かれており、頻繁に更新されるため最新情報は公式ドキュメントを確認してください。

/planコマンドは何をするコマンドですか?

/planはプランモードに切り替えるコマンドです。Codexに実装を依頼する前に「こんな方針で進めようと思うが確認したい」という場面に使います。引数にプロンプトを渡せるため、/plan 機能追加の概要 のように入力すると計画を提案させることができます。実際の変更を加えずに方針を確認したいときに便利です。

/forkと/sideの違いは何ですか?

/forkは現在の会話を新しいスレッドとして分岐させ、元の会話とは独立したブランチを作ります。片方の検討が失敗しても元に戻れる「実験用スレッド」として使います。一方/sideは「一時的なフォーク」で、サッとサブタスクを確認してメインの会話に戻る使い方に向いています。どちらも会話の文脈を保持しつつ分岐できるのが特徴です。

Claude Codeにも同じようなコマンドはありますか?

はい、Claude Codeにも対応するコマンドがあります。例えばClaude Codeの/compactはCodexの/compactに相当し、どちらも会話を要約してトークンを節約します。ただし実装・挙動には差異があります。Claude Code・GitHub Copilot・Codexの3ツール横断でコマンドを比較できるツールとして「AIコーディングアシスタント コマンド検索」があります。

/initコマンドはいつ使いますか?

/initは新しいリポジトリや既存プロジェクトへの初回参加時に使うコマンドです。カレントディレクトリを解析してAGENTS.mdのスキャフォールド(雛形)を生成します。AGENTS.mdにはプロジェクト固有の指示・制約・コーディング規約などを記述でき、以降のセッションでCodexが自動的に参照します。チームでCodexを共有するときの「チームルール設定」としても活用できます。

スラッシュコマンドをツールで素早く検索する方法はありますか?

はい、ぱんだツールズの「AIコーディングアシスタント コマンド検索」ツールを使うと、やりたいこと(例:「会話をリセット」「プロンプトを確認」)で横断検索できます。Codex・Claude Code・GitHub Copilotの対応コマンドを一覧で比較でき、ブックマークしておくと便利です。

検索したコマンド情報はサーバーに送信されますか?

いいえ。ぱんだツールズの「AIコーディングアシスタント コマンド検索」はすべての処理をブラウザ内で完結しています。入力したキーワードや検索履歴がサーバーに送信されることはなく、外部に情報が漏れる心配がありません。

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